【校長室より】3年生のみんなへ

「九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く」という言葉があります。
高い山を築くのに、最後の1杯の土が足りないために完成しない。
長い間の努力も、最後の最後、わずかな努力をしなかったばかりに、今まで積み上げてきたものが水の泡となってしまう、という意味です。

詰めを誤るな!という戒めでもあります。

センター試験が終わり、間髪入れず走り出した者もいる一方、志望校の選定をめぐって悩み抜いた者もいたでしょう。
悩んだ時間は決して無駄ではありませんが、一旦決めたら費やした時間を取り返す覚悟が必要です。

センター直前のような緊張感が続いているだろうか?
時間を惜しんだ生活をしているだろうか?

緩んでいる暇はありません

個別試験や私大への取り組みは、教科が絞られる分、個々の教科に密度の濃い負荷をかけた取り組みが必要です。
本物の学力は、そのつらい取り組みの積み重ねによってこそ身につくもの。

本当に行きたい大学であれば、覚悟を決めてやるしかない
どれだけ必死になるかにすべてが懸かっています

これからが本当の勝負です!