先日、そう言って1年生の生徒がひとり、校長室に来ました。
ある大学で行われた活動に参加した1年生の生徒でした。
手には、当日配付された資料と、自分でまとめたレポートがあります。
それを使って、活動の内容を報告に来てくれたのでした。
付添の先生に指示されて来たのだろうと思っていましたが、その生徒がどうしても伝えたいと、一人で校長室に来たことが後になって分かりました。
参加した活動のテーマは「学力観の質的転換」「探究的な学びへの転換」です。
その活動は、高校生・大学生・大学院生・留学生がそれぞれの学びについて語り合い、共通の課題を探究する取り組みを通じて、高校と大学とが連動、協働して「学びの転換」を推進し、ネットワークをつくろうとするものです。
報告に来てくれた生徒の熱い思い、伝えようとするその姿に触れ、とてもうれしい気持ちになりました。
「とてもいい活動ができたね。その経験を生かしていこうね」