【校長室より】新たにスタートする気持ち

入学式や高校入試が終わり、久しぶりに落ち着いた朝を迎えました。
3年生が卒業し、1,2年生のみんなには、新たな気持ちでスタートしてほしい日でもあります。

今日は国公立大学後期日程の試験日。
3年生は最後まで頑張っています。

寂しくなったな、と思いながら3年生の教室をのぞいてみました。
制服を着た3年生(卒業生)が数人登校しています。
教室で学習している3年生もいました。
進学先が決定し、報告のため担任を待っているようでしたが、その間も参考書を広げていました。

廊下ですれ違った3年生に、
「まだまだ頑張っている友達がいる。応援しよう。」
と声をかけると、
「はい、もちろんです!」
と返事が返ってきます。

今日も、生徒との会話が気持ちよい、朝の始まりでした。

【校長室より】卒業式が終わって

3年生が巣立っていきました。
とてもよい表情でした。
みんな、ありがとう。いい卒業式だったね。

応援団の引き継ぎ式も見事でした。
砺波高校らしさをしっかりと受け継ぎ、力強いメッセージを後輩に伝えてくれました。
団員のみんな、ありがとう。

そして保護者のみなさま、ありがとうございました。

【校長室より】卒業生のみんなへ

「生きていく上で最も耐え難いことは、悪天候が続くことではなく、雲一つない晴天が続くことだ」という言葉があります。

困難なことに遭遇することはだれでも嫌ですが、困難があるからこそ、それを乗り越えた時の喜びが得られます。
苦しいことを乗り越え、それを克服したことによって成長が得られます。

また、何事にも「結果」がついてきますが、生き方に大きく影響するのは、結果に至るまでの過程にあります。
そして、結果が出た後、どのような意識で行動するかです。

砺波高校で何を学び、どんな思いで卒業していってくれるのだろう。
みんなの学びを最後まで応援しています。

【校長室より】3年生登校日

今日は学年末考査4日目。
そして3年生の登校日です。
国公立大学の前期試験が終わり、次に向けて意識を高める大切な日でもあります。

朝、3年生の様子が気になり、教室を回りました。
「今どんな精神状態かな?」と聞くと、
「なかなか厳しいです」「5分5分です」「平常心でがんばれました」
いろいろな返事が返ってきます。

「結果はこれから。次に向かって最後まで!」
そう声をかけながら回ります。

ホームルームの後、3年の職員室前には、面談や添削指導で多くの生徒がいます。
緊張感のある顔を見ながら、「負けるな!」と応援します。

【校長室より】AI時代に向け大切にしたいこと

学年末考査が始まりました。
3年生は国公立前期試験目前です。

「詰めを誤るな」「最後まであきらめるな」これまでも生徒のみんなに伝えてきたメッセージです。
苦しいことにも、平常心で真正面からぶつかってほしい、そう期待します。

今、学校教育をめぐる社会構造は大きく変化し、未来社会を語る言葉として人工知能(AI)をよく耳にします。
それによって、「今学校で教えていることは時代が変化したら通用しなくなるのではないか」など、様々な憶測が流れています。
本当にそうでしょうか。
AIは与えられた目的の中で処理を行いますが、複雑な状況の中でAIが「解なし」と答える場合こそ、人間が本領を発揮する場面のように思います。
自分で考え相手に伝える、そして行動できる、そういった子供たちを育てる教育を進めていきたいと思います。