【校長室より】1ヶ月が過ぎ

新年度に入り、あっという間の1ヶ月でした。
生徒のみんなは、新しい年度をうまくスタートできただろうか。
少し心配です。

ここ数日、早朝に校舎内を巡回し、生徒と「おはよう」とあいさつを交わす時間を楽しみにしています。
教室にもよりますが、8時頃には半数以上の生徒が教室や廊下で学習しています。
体育館で部活動の朝練習?をしている生徒もいます。

何事も最初が肝心。
「今やらなければならないことから逃げない!」
このことを大切にして欲しい、そう思いながら生徒を見ています。

 

【校長室より】学校を支える力

年度初めから、同窓会やPTA役員の方々とお話しする機会が多くあります。

5日には、同窓会校内理事会
17日には、同窓会理事会
22日には、東京砺波同窓会(70名もの参加をいただきました)
そして今日27日には、PTA役員会が行われます。
6月3日には砺波支部の総会も予定されています。

多くの方とお話しする中で、本校の歴史、本校への思い・期待をひしひしと感じます。
学校は、同窓会、PTAや地域の方など、多くの方々に支えられていること、
うれしく、そして身が引き締まります。

【校長室より】応援歌練習会

4月19日,20日の二日間、「応援歌練習会」が行われました。
明治42年の創立以来、生徒が中心となって毎年実施している伝統ある行事です。

3年生の応援団員が1、2年生に、本校の応援歌とともに砺波高校生としての心構えを指導します。
吹奏楽部員や生徒会執行部も協力します。
朝7時からの練習会の前に、校門でのあいさつや服装指導も行います。

その責任を任された3年生は、4月に入り練習を積み重ねてきました。
「大きな声でしっかりあいさつしろ」
「今の気持ちのままでは伝統ある砺波高校生にはなれない」
「目標に向かってあきらめない、受験に耐え抜く精神力をつくれ」
本番では、3年生応援団員が体育館の壇上から1,2年生を叱咤激励します。

1、2年生のみんな。3年生がどのような思いで何を伝えたかったのか、みんなにはその強い言葉の裏にある、優しい気持ちが届いただろうか。

すべてが終了し、体育館には応援団と先生方だけが残りました。
応援団長が全員に感謝の言葉を述べました。
私は何人かの3年生と握手し、「とてもすばらしかった。とてもよい話だった」と伝えました。

【校長室より】1年生との会話

校長室の掃除は1年生の担当です。
掃除時間に生徒との会話を楽しみにしています。

「少しは砺波高校の生活に慣れたかな」→「少し様子がわかりました」
「授業はどう?」→「追いつくのがやっとです」
「そういえば中学校に7限目はないよね」→「午後から3時間は大変です。眠くなってしまうことがあります。」

高校のスタートはとても大切です。
「がんばれ、負けるな!」

創立記念日

4月17日は本校の創立記念日です。
明治43年のこの日、第1回の式典を行っています。

午後から記念講演を行いました。
講師は、本校OBで金沢大学教授の松本謙一先生です。

「なぜ学ぶのか」
「自ら考え、判断し、行動することが重要」
「何より命を大切にすること」
など、ユーモアを交えながらも考えさせられるとても貴重なお話でした。
生徒も職員も話に集中し、60分の講演があっという間でした。

お話を聴き、私自身、深く考えさせられました。
生徒のみんなは、どんな意識で講演を聴いただろう。
そして何を得ただろう。