3月14日(火)、1年生対象の課題研究講演会が行われ、日本大学 生物資源科学部 教授 松田淑子先生が、課題研究のテーマ設定などについて話をされました。他県の課題研究の事例も数多く紹介され、来年度課題研究に取り組む生徒たちは、関心を持って聞いていました。
第1学年 ミニ課題研究発表会
3月13日(月)の総合的な探究の時間に、ミニ課題研究発表会を行いました。「クラスの課題を解決する」というテーマのもと、2学期後半より班ごとに探究テーマを決めてアンケート調査を実施・分析し、その成果をスライドにまとめて発表しました。互いに質問をし合い、活発に意見を交わす姿が印象的でした。
卒業にあたって
さる3月3日(金)に卒業式を行いました。
卒業生は式が終わってからも、大学の合格発表や中後期試験、そして4月からの新しい生活の準備と忙しい日々が続いたことでしょう。
今も、添削や受験報告等で登校する生徒がいますが、やがては旅立っていき、その顔も見ることができなくなります。遠藤周作の小説『深い河』の一文に、「河は人間の業をすべて飲み込んで今日も流れ続ける」とありますが、毎年この時期になると、喜びと寂しさが入り混じり、少しだけ時の流れが止まってくれないかと思ったりします。
まさに3年間コロナ禍の中で高校生活を送った卒業生達。本校の伝統である文武両道を実践し、多くの成果をあげてくれました。何よりも、困難な事態にも動じず、苦境に打ち勝つという姿勢を後輩達に教えてくれたことに、最大の感謝と敬意を払いたい。君達が、新しい砺波高校の伝統を作ってくれたのです。
教育の理想は、教えを受ける者が教えを授ける者を超えることにあります。今、様々な面で我々を超えて逞しく成長した皆さんへ、期待を込めて、アメリカの人類学者マーガレット•ミードの言葉を贈ります。マーガレット•ミードは、二十世紀初頭から、いち早く人種差別や性差別の問題に取り組み、後生に大きな影響を及ぼした人物です。
「人への思いやりと行動する覚悟があれば、たとえ初めは少人数でも、きっと世界を変えられる。そのことを決して疑ってはならない。実際、それだけが、これまで世界を変えてきたのだから。」
卒業式と応援旗引継ぎ式を行いました
3月3日(金)に砺波高校第75回卒業証書授与式を行いました。3年ぶりの全校生徒参加となり、厳粛かつ感動的な式典となりました。また、終了後には応援旗引継ぎ式を行い、3年応援団長から2年応援団長へ応援旗が引き継がれました。
3月前半の行事予定
-3/2(木) 1,2年:学年末考査
3/2(木) 午後:卒業式予行
3/3(金) 卒業式,応援旗引継式
3/7(火) 授業後,入学者選抜学力検査会場設営
3/8(水)-9(木) 入学者選抜学力検査
3/8(水) 3年:公立大学中期日程試験開始
3/12(日) 3年:国公立大学後期日程試験開始
3/14(火) 1年:「総合的な探究の時間」講演会